CodexアプリにSSH接続先を登録し,サーバー上のソースフォルダーをプロジェクトとして追加する手順をまとめる.
作業は,サーバー側にCodex CLIをインストールしてから,手元のCodexアプリで接続情報を設定する流れになる.
前提条件
- ChatGPT Plusを契約し,そのアカウントでCodexアプリにログインしている.
- SSH接続できるLinuxサーバーが用意されている.
- 手元の端末に,サーバーへのSSH接続に使用する秘密鍵ファイルがある.
- Codexアプリに「リモートを追加」が表示される.
この記事ではChatGPT Plusを利用する環境を前提とする.プラン名は「Codex Plus」ではなく「ChatGPT Plus」で,CodexはChatGPTのプランに含まれる.公式のプラン説明
以下の操作は「プロジェクトを作成 → ソースフォルダー → リモートを追加」という画面構成を対象とする.アプリのバージョンによって表示名や配置が異なる場合がある.
事前準備:サーバーにCodex CLIをインストールする
まず,手元のターミナルから対象サーバーへSSH接続する.
1ssh -i ~/.ssh/id_ed25519 user@example.com
秘密鍵のパス,ユーザー名,ホスト名は実際の接続情報へ置き換える.Codexから接続するときに使用するユーザーでログインする.
続いて,SSH接続先のサーバー上で 次のコマンドを実行する.
1curl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh
これは,公式ドキュメントで案内されているmacOS・Linux向けのCodex CLIインストールコマンドだ.Codex CLIのインストール手順
インストール後,次のコマンドで確認する.
1codex --version
バージョンが表示されれば,CLIが利用できる状態になっている.command not found になる場合は,インストーラーに表示されたPATHの設定案内を確認し,SSHへ再接続してから試す.
Codexアプリでリモートを追加する
ここからは手元のCodexアプリで操作する.
- Codexを開く.
- 「プロジェクトを作成」を選択する.
- 「ソースフォルダー」を選択する.
- 「リモートを追加」を選択する.
接続情報の入力画面で,次の項目を設定する.
| 項目 | 設定する内容 |
|---|---|
| 表示名 | 接続先を識別する名前.例:開発サーバー |
| ホスト名 | SSH接続先のホスト名またはIPアドレス |
| 秘密鍵ファイル | 手元の端末にある,SSH接続用の秘密鍵ファイル |
秘密鍵ファイルには,例えば ~/.ssh/id_ed25519 にあるファイルを指定する..pub が付いた公開鍵ファイルとは異なるため,選択するファイルを確認する.
SSHの接続ユーザーやポートを指定する必要がある環境では,画面の入力案内に従い,事前にSSH接続できたときと同じ設定を使用する.
ソースフォルダーを作成する
リモートの設定後,対象の接続先を選び,画面の案内に従ってサーバー上の作業フォルダーを指定する.
最後に「ソースフォルダーを作成」を選択する.追加されたプロジェクトを開き,接続先と対象フォルダーが意図したものになっていることを確認する.
操作の流れは次のとおりだ.
1Codex 2 → プロジェクトを作成 3 → ソースフォルダー 4 → リモートを追加 5 → 表示名・ホスト名・秘密鍵ファイルを設定 6 → リモート側の作業フォルダーを指定 7 → ソースフォルダーを作成
接続できない場合の確認
まず,手元のターミナルから同じ接続先へSSH接続できるか確認する.SSH接続自体が失敗する場合は,ホスト名,接続ユーザー,秘密鍵,ポートの設定を見直す.
SSH接続できる場合は,サーバー側で codex --version が実行できるか,対象の作業フォルダーへ接続ユーザーがアクセスできるかを確認する.

